岡山県岡山市南区

2017年12月20


岡山100山に戻る

Road Map :R2を倉田から県道45号線に入り南進して児島湾大橋を渡って怒塚山温泉近くの登山口に向かう。
Route Map:廃業しているうどん屋駐車場の登山口から怒塚山を経由して金甲山に至る。
岡山100山』 屈指の望海山であるが、生憎の薄曇りで残念だった。
ウィキペディアから
児島半島及び、玉野市の最高峰であり、展望台から南方向に瀬戸内海と四国・香川県を望むことができる。瀬戸内海国立公園第2種特別地域に指定されている。岡山県道339号金甲山線で山頂まで行ける。
かつては山頂に展望台のあるレストハウスがあったため、自家用車に路線バスや観光バスが頂上を行き交うドライブコースとしてにぎわい、駅伝大会も開催される県民に身近な観光スポットであった。
金甲山
  ピークハンドだけであれば車で山頂まで行けば簡単に済ますことが出来たのであるが、
今日は海抜が0mに近い海岸線から登りたいと思った。登山地図を忘れ予備知識も何も
なかったが、中電巡視路の登山道だったので歩き易くて道間違いをすることも無かった。残念な天気だった
  今日の岡山市は一日良い天気のはずであったが、天気予報的には晴れとなる薄雲が広がり望海するには残念な天気となってしまった。
今日の山歩き
  金甲山 → 貝殻山、八丈岩山芥子山
〔094〕金甲山 (403m)
金甲山の山頂までは車で行けることを知っているが、今回は海抜6mの県道45号線沿いにある登山口から登ることにした。登山地図を持ってくるのを忘れたが、問題なく山頂まで行けた良い登山道だった。
きんこうざん
怒塚山(332m)
登り:2時間03分
下り:1時間16分
累計:3時間19分
登山口には怒塚山、金甲山の表示があり、この登山道で間違いなさそうだ。 気温は−1℃、8時51分に歩き始める。
県道45号線を走っていると登山口を見付けることが出来た。
ハイカー用の無料駐車場もあり、これは大いに助かった。
やがて笹原の中となるが、道はしっかりと付いていた。
登り始めは竹林が広がり、タケノコ狩り用の道なのか、
細い道が縱に伸びていた。
怒塚山へは尾根筋を通っていくものと思っていたが、
今の所、トラバース的な楽チンな道が続いている。
落ち葉が深く堆積した雑木林と変わっていく。
展望が開ける所があり、出発地点の町並みと児島湖、児島湾が望めた。
鉄塔下からも児島湾が望めた。
29分にて#37鉄塔に着く。ここまでの道は中国電力の鉄塔巡視路であった。この鉄塔したは樹木が伐採されていて展望所になっていた。
中電のプラ階段で整備された道を登って行く。
登山道途中に大きな看板が立っており何が書いてあるのか見て
みると、主文は山火事があったお詫びで、珍しい看板だった。
階段道途中からも児島湾への展望が開けていた。
登山道(中電巡視路)は#36鉄塔に伸びて行く。
#36鉄塔下からは、これまでと違う児島湖の南奥が見えた。
落ち葉が堆積しているが、広葉樹林帯の中、
下草も無く歩き易い道が続いた。
”怒塚山”への道標が出て来た。
”怒塚山”の山頂表示。
53分にて ”怒塚山”(332m)に着く。
周囲は樹林で囲まれているが、樹林の間からは展望を得られた。
大山が見えるとの写真が張ってあったが、今日のもやでは全く見えなかった。
樹木の間から児島湾、岡山市街を望む。
”怒塚山”から見た ”金甲山”はまだまだ遠い。
やがて急な下りとなって来るが、道の状態は相変わらず歩き易い。
この先が最鞍部となり、登りが始まる。
”怒塚山”からは尾根筋を緩やかに下って行く。
最鞍部から登って行くと#127鉄塔の下に着いた。
#127鉄塔下から振り返り見た ”怒塚山”の山容。
プラ階段で整備された登山道。終始、雰囲気は良い。
”金甲山”がだいぶ近くなって来た。
車の絵と2分と書かれた道標があった。この先に道路がある様だが、
ここからは道路は見えなかった。後日、地図で確認は出来た。
”中池”への表示がある分岐に出る。
ここに達する別の登山道がある様だ。
尾根筋の道から穏やかなトラバース路に変わってくる。
沖縄地方でよく見られる ”サキシマスオウ”の様な板根を持った樹木が見られた。尾根筋がこの辺りでは広くなり、迷いの森となっていた。
”金比羅宮”の横が ”誠徳院”への分岐となっていたが、地図を
持っていないので ”誠徳院”がどこにあるのかが判らないので
”金甲山”への道を素直に選ぶ。
石で出来た鳥居が出て来た。 ここが ”金比羅宮”の
入口の様であり、奥に小さな祠があった。
1時間56分にて ”金甲山”へ伸びる舗装道路に出る。
道路から伸びる ”金比羅宮”への参道を登る。
駐車場からも展望が良く ”金甲山”の大きな看板が立っていた。
”金甲山”から直ぐ下側にある展望東屋の駐車場に着く。
”金甲山”の山頂には2階建ての展望台が建っており、山頂は展望台の裏側にあった。 車でここまで簡単に来ることが出来るので、ピークハントだけなら簡単に済ますことが出来る。
2時間03分にて展望台の2階裏にある ”金甲山”(403m)に着く。
これまで色々な山頂を見て来たが ”金甲山”の山頂はユニーク過ぎる。
周囲は数多い電波塔で覆われいた。
展望台2階から見た瀬戸内の島々。
風光明媚な景観であるが、今日は薄曇りで陰気な展望しか得られなかった。
上の写真をズームアップする。
目が覚める景観の予定が眠たくなる景観となってしまった。
金比羅宮の分岐に戻り ”誠徳院”側から下山出来るのではと思ったが、とんでもない所に行ってしまう可能性もあるので、もと来た道を戻ることにした。 帰宅後に調べてみると ”誠徳院”経由で下山出来たのだった。
登ってきた道を引き返す。
”中池”側への道も歩き易いハイキング道だった。
”中池”の分岐から ”中池”がどこにあるのか知らないが ”怒塚山”に登り返すのが嫌なので ”中池”側に下ってみることにした。
登山道の下り勾配はきつくなって来て乾いた落ち葉で滑り易くなる。
#128鉄塔の下に着くと展望が開けた。
下山54分、分岐から26分にて林道に出る。ここには登山口としの表示はまったくなく、中電の#128鉄塔の表示があるだけだった。
溜池が見えて来た。 これが ”中池”なのだろうか?
これが ”中池”と思われるが、池の名前の表示はどこにも無かった。
”誠徳院”への道に入っていれば、ここに出た様である。
農道を歩き中に ”怒塚山”を見る。
田んぼ、畑の広がる農道を海岸目指して歩いて行く。
県道沿いの歩道を3分歩いて、登山口の駐車場に戻る。
下山に要した時間は1時間16分であった。
農道を19分歩いて県道45号線に出る。ここには ”金甲山”への登山口の表示が無いので、小豆柴、豆柴の犬屋さんの看板が目印となる。